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からだの豆知識第16回 『「乾杯に効く!」だけじゃない。ウコン(クルクミン)とハタケシメジ(βグルカン)とマリアアザミ(シリマリン)のトリプルパワーとは!?』

2011年11月30日
キノコイメージ

ウコン(クルクミン)とマリアアザミ(シリマリン)のアルコール代謝アップ!の話は昨年もしました。よろしければからだの豆知識2回をおさらいして下さいね。
両者とも抗酸化作用が強いので宴会だけじゃなく、美容効果も期待できるので、ご主人と一緒にサプリメントを摂っていた奥様方から嬉しい声をいただくようになりました。

さて今回はキノコのパワーについてお話しましょう。
「香りマツタケ味シメジ」と言いますが、日本人は多くのキノコを食し、シメジに代表されるシャキシャキした食感を好むようです。
フランス人はトリュフに代表されるように香りを楽しみ、中国ではフクロタケのように料理につかうものの他、霊芝に代表されるように、古くから薬用に使用されてきました。
栄養源としてみた場合キノコのほとんどは水分と食物繊維ですが、ハタケシメジは他のきのこに比べてカリウム、鉄分などのミネラルが多くふくまれています。

食物繊維の働きといえば、便秘、大腸がんの予防、コレステロール、糖の吸収阻害など、生活習慣病の予防に皆さんご存知の通りです。
食物繊維が便秘に効くのはなぜでしょうか。腸内細菌は食物繊維を棲家にしています。キノコなどの保水性の食物繊維を口から摂り入れることで腸の中で水分を保持し、ビフィズス菌などの善玉菌が増えやすい環境を作ることができます。乳酸などが腸を刺激して便が出やすくなります。便秘は腸内に腐敗菌を増殖させるので発ガンの危険性も増えることになるので要注意です。

キノコパワーと言えば免疫強化が注目されていますがそのメカニズムを考えてみましょう。
キノコはβグルカンという多糖類のかたまりです。カビ、酵母と似た細胞壁の構造をしています。
カビには病原菌もたくさん含まれます。
キノコは口から摂り入れると胃や小腸で分解されず、バラバラになるとβグルカン多糖がいっぱい出てきます。
腸はこれらと病原菌を区別できないので、カビの細胞壁に似たものが侵入したとして危険信号が出されます。
そして腸管免疫システムが作動するのではないかと考えられています。(からだの豆知識14回参照
キノコの多糖類にはいろいろ種類があり、シイタケはβ1,3グルカン、ヒメマツタケはβ1,6グルカンなどです。
研究されて栽培されたハタケシメジには効率的に腸に作用するように多糖類が組み込まれています。

薬剤師K
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