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からだの豆知識 第19回 『熱中症対策。スポーツドリンク、経口補水液、青汁。水分補給何がいいのか?』

2012年7月28日

塩の入ったドリンクが売られていますが、なぜ塩が必要なのでしょうか?
私たちの身体の約60%は水分です。運動などで汗をかいた後、ノドが乾くのは水分が不足して血液が濃くなると脳の中枢が刺激され乾きのサインが出るからです。
ここで、こまめに水分を補給するのがベストです。

我々の体内の水分は体液として血液、リンパ、細胞内、細胞外に存在し身体そのものを構成しています。
また、栄養を運んだり老廃物を除去したり体温調節をするのに大切な働きをしています。

体液は海水を薄めたような組成になっていて主成分はナトリウムと塩素NaClつまり塩です。
他にカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが細胞外にイオンとして溶けています。
それらは細胞の働きを正常に保ち、神経伝達や体中の筋肉の収縮に関係します。これらミネラルのバランスが崩れると高血圧などの病気を引き起こします。つまり塩は生命維持に欠かせない大切なミネラルなのです。
水ばかりのんで塩分の補給をしなかった場合お腹やふくらはぎの筋肉が痛みや痙攣を起こします。
これが熱中症の熱痙攣のサインですので要注意です。

簡単にミネラルがとれるスポーツドリンクは便利ですが、糖分が多く含まれていることをお忘れなく。
食事が普通に取れる状態でスポーツドリンクのがぶ飲みはカロリーオーバーかもしれません。

お茶は利尿作用があるので緊急時のミネラル補給には適さないでしょう。

最近CMが流れるようになりOS-1などの経口補水液が身近になりました。本来下痢などで脱水症状を起こした場合に点滴により失われた電解質を補っていたものを飲料として口から取れるようにしたものです。
ミネラルとブドウ糖、ナトリウムが多く入っていますので、糖尿、高血圧の方がむやみに飲むのは心配ですので脱水症状をおこした時にのみどうぞ。

甘いのが苦手な方、ミネラルウォーターだけでは味気ないと思う方にスティック状の青汁をお勧めします。
冷やしたペットボトルの水に粉末の青汁を入れてシェークしてください。持ち運びに便利ですからランチにプラス。不足しがちな野菜ビタミンミネラルも補います。

青汁はビタミンKが含まれているのでワーファリン服用中の方はNGとされています。ワーファリンに影響を与える一日のビタミンK摂取量は25~115μgとされています。青汁の原料の野菜によりビタミンKの量もかなり違いますのですべての青汁がだめというわけではありません。全ての緑黄色野菜を摂らないわけにはいきませんので連日の大量摂取にならないように医師と相談の上バランスよく摂ってください。
ちなみにライフパーク取り扱いの生搾り青汁は1スティックあたり12~42μg(納豆5~10粒程度)です。

薬剤師K
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