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薬剤師のコラム 第19回 『ヒートショックプロテインで夏本番に備えよう』

2011年7月9日
ヒートショックプロテインで夏本番に備えよう

このままでは危ない低体温

日本人の平熱は50年前と比べ1度下がっています。
電化製品の発達により我々は日常生活で筋肉を動かさなくなり、熱が発生しなくなっています。
夏でも低体温により、冷え性、むくみ、こり、関節の痛みに悩む女性は多いようです。
低体温で免疫力が低下している身体は突然の温度変化についていけず体調を崩しやすく、代謝が悪いことで脂肪燃焼できない痩せにくい身体になっています。
また、長年、冷房による快適温度に慣らされた身体は体温調節機能を失い、発汗できずに熱が体内にこもってしまいがちな人も増えています。
加齢により体温調節機能が低下したお年寄りの家の中での熱中症が増えていますが、若い人でも要注意です。

最近「ヒートショックプロテイン」と言う体温が上がることで体内で増加するたんぱく質のことがテレビの「世界一受けたい授業」で話題に。また「ほんまでっかTV」など様々なメディアで取り上げられています。
ヒートショックプロテインは我々の身体の60兆個の細胞の傷を修復してくれ、ストレスから守ってくれる、とってもありがたいたんぱく質で、自分で増やすことが出来るそうです。入浴することでも体温を上げて行くことができます。

熱い季節入浴以外に体温を上げる方法

漢方生薬の中唯一体温上昇効果のあるショウキョウ(生姜)、特に金時ショウガがお勧めです。
暑い時にはピリリとした味が食欲をそそります。

普通の生姜ではだめなの?

ジンゲロールは熱に弱く酸化しやすいので、生ですりおろしてすぐに食べる必要があります。
金時ショウガ」には有効成分のシンゲロールが三倍以上含まれていますし乾燥させたものですから保存が効きます。

金時ショウガの成分は?

辛味成分6-ジンゲロール
殺菌作用。体温上昇作用、痛み成分(プロスタグランジン)抑制による抗炎症作用
血管新生抑制によるリウマチの抗炎症作用。
辛味成分6-ショウガオール
毛細血管拡張作用、体温上昇作用、アレルギー症状の緩和(抗ヒスタミン効果)
香り成分ガラノラクトン
胃もたれ胸焼け抑制作用、血管拡張作用、去痰、鎮咳作用
薬剤師K
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