薬剤師のコラム 第6回 『インフルエンザの季節がやってきました』

2010年11月13日
インフルエンザワクチン 先シーズンは新型、季節型、が大流行、予防注射の優先順位がきめられたり、おお騒ぎでしたね。
調剤薬局勤務の私も結局、新型ワクチンがまわって来ないまま季節型のワクチン接種のみで毎日十人以上のインフルエンザの患者さんに直に接しました。リレンザと言う吸入の薬を使われた方多いと思いますが、熱があってふらふらしてる時難しい使い方聞かされても嫌になっちゃいますよね。説明する方も同じくです。
今年は簡単なスタイルに変わったようなので安心です。

インフルエンザ予防にマスク 医療従事者の場合は接触を防ぎようがないのですが、そのなかで感染しないですんだのはマスクのおかげだと思います。
紙製の使い捨てマスクを使用し、こまめに新しいものに変える。
インフルエンザは飛沫感染です。発症前後3~7日はくしゃみや咳で周りのひとにウイルス入りのしぶき(飛沫)をかけてしまう可能性があります。ですからインフルエンザや風邪にかかったかな?と思ったらあなたの周りの大切な人を守るためにマスクをしてください。
ただ、普通の免疫力があればちょっと咳をかけられたくらいではうつりません。

マスクは飛沫を防ぐためだけと思いがちですが、意外と重要なのがその保温、保湿効果です。
寒くなると風邪をひくのはどうしてでしょう?体温が下がると免疫力が低下するからです。
ウイルスは乾燥した状態を好みます。マスクをすることにより自分の口やノドを乾燥から守りウイルスの侵入を防ぎます。
唾液にはリゾチームなどの口内細菌を殺してくれる物質がありドライマウスではそれが口臭の原因になったりもします。身体を温めることで気道の粘液の分泌が多くなり痰といっしょに異物を排除しやすくなります。暖房の前に座っている方特に乾燥に注意ください。

ですから風邪をひいたら水分をこまめににとり、マスクで保温保湿ですね。加湿器代わりに自分に息で保湿してしまうわけです。唇周りの荒れにも効果的です。唾液の分泌をよくするためにガムを噛んだりのど飴も簡単な予防ですね。どうせなら免疫を高めるプロポリスキャンディーお勧めです。
あとは当たり前ですが、うがい、手洗い。いつも持っているペットボトルのお茶でやっちゃってください。カテキンが効きます。
昨シーズンは消毒液まで品薄になったり大騒ぎでした。
消毒液というとアルコールの入ったものが多いですが揮発性のために五分くらいで効果なくなってしまうことをご存知でしょうか。
ユーカリエキスは抗菌作用が持続し、長期使用しても人体に安全です。インフルエンザA型ウイルスを不活化することがわかりました。
咳をしていたお友達が帰った後お子様のおもちゃなどにも安心して使えます。
これからの季節保湿保温、睡眠もしっかりとって乗り切りましょう。マスク忘れずに。
薬剤師K
一覧へ戻る